唾液の作用について|用賀駅南口徒歩2分の歯医者・歯科「マメデンタルクリニック」

唾液の作用について

唾液の作用について

こんにちは

衛生士の大礒です😊

だんだんと日が落ちるのも早くなりましたね。涼しくなって、もう秋なんだなと感じます🍂

秋といえば、"○○の秋"といいますが、皆さんは何が浮かびますか?私は食べることが好きなのでやっぱり食欲の秋なのですが、食べ物のことを考えると自然と涎がでます😋🍚

ところで、涎(唾液)にはたくさんの働きがあります。食べ物を食べやすくしたり、味覚を感じやすくしたり、消化を助けてくれる他に、口の中や歯を守る働きもあります。

●洗浄作用

口の中に残った食べカスや細菌を洗い流す

●保護作用

口の中の粘膜の乾燥を防いで、化学物質の刺激から粘膜を保護する

●歯質保護作用

歯に薄い膜(ペリクル)をつくり、酸により歯(エナメル質)のカルシウムが唾液に溶け出すこと(脱灰)を防ぐ

●緩衝作用

酸性のものを飲食したり、飲食物の糖により細菌が産生した酸で口の中が酸性になると中和し、歯の脱灰を防ぐ

●抗菌作用

細菌の増殖を抑え、殺菌する

 

1日の唾液分泌量は1.0~1.5L(成人)ですが、その多くは日中に分泌され、睡眠中はほとんど分泌されません。なので、寝る前に歯磨きをしないと、プラーク(細菌の塊)が溜まりやすく、むし歯や歯周病になりやすい環境をつくってしまいます。

忙しい毎日で歯磨きが億劫になってしまうこともあると思いますが、寝る前はしっかり歯を磨いて、大事な歯を守りましょう!