「癖」で歯並びや咬み合わ…
こんにちは。
矯正歯科担当の横川です。
以前、「親指を吸う癖」、「爪を噛む癖」
「くちびるの癖」の3つの癖についてお伝えしましたが、ご記憶にありますでしょうか。
今回はその続きです。
4つ目は「舌の癖」です。
・舌で前歯を押してしまう
この癖は、話すときや食べ物を飲み込むときに出現してしまう方が多いのですが、前歯が空きっ歯や出っ歯になったり、続けていると上と下の前歯が咬み合わなくなります
・舌が下あごや下の歯にくっついている
この癖があると、上の顎よりも下の顎が大きくなりやすく、下あごが出てきます。また鼻で呼吸するよりも口で呼吸する方が楽になりますので、お口ぽかんの原因の1つとされています。
マメデンタルクリニックでは、以前より【あいうべ体操】を推奨してきました。
お口ぽかんと舌の位置を治すのに有効だからです。ぜひご家庭でもやってみて下さい。
その他、いつも片側の奥歯で噛んでいると、顎がゆがんで、咬み合わせがズレてきます。いわゆる「噛み癖」です。また、柔らかいものばかり食べると、顎が発達せず歯並びがガタガタになりやすくなります。
いつも同じ向きで寝ていたり、荷物を同じ側で持っていたり、頬杖をついたりすることも、顎のゆがみにつながりますので、気を付けましょう。
色々な「癖」をご紹介してきましたが、思い当たる「癖」はありましたでしょうか。
止めるきっかけになれば幸いです。
まずは、気付く事が大切です。
気付いたら、意識をしてみましょう。
機会がありましたら、「癖」の治療法などをお話出来ればと思っております。