27th IAPD in Cancun
こんにちは。
小児歯科担当の伊藤です。
夏の暑さもようやく峠を越し、少しずつ秋の訪れを感じられるようになりました。子供達も元気に新学期を迎え、我が家もようやく静けさを取り戻した感じがあります。
今回は少し前の話になりますが、7月に国際小児歯科学会に参加したことをお話しさせていただきたいと思います。
国際小児歯科学会は2年に一度、世界中の小児歯科に携わる人々が一堂に会する非常に大きな大会になります。
今回はメキシコのカンクンで開催され、現在世界で行われてる最先端の小児歯科治療から、最新の材料や機器など、それらを見たり手に取ったりすることが出来、その全てが自分にとって勉強になるものでした。
また今回はポスタープレゼンテーションをさせていただく機会を得られたため、これまで行なってきた基礎研究について発表を行いました。
現在世界で行われている小児歯科治療は以前に比べると非常に多様化しており、今後日本でも新たな治療の導入が進んで行くことが予測されます。
ただ治療になる前、つまり予防の概念については以前と大きく変わることなく、やはり適切なブラッシングと食習慣での管理が重要であるということが再認識できる大会でもありました。
大学参加で得られた経験をみなさんにフィードバック出来るよう、また今後も虫歯にしない習慣づくりを目指して、日々の診療に臨みたいと思います。